地鎮祭の流れ
皆さん、こんにちは！６月に入って段々と暖かくなり、関西圏もついに梅雨入りしました☔
今日は家を建てる前に行う必要がある地鎮祭について、マナーや流れなど初めて家づくりを行う場合、どのように対応をすればいいのか分からない部分もあると思います。知っておくべきことについてお話していこうと思います！
はじめに
地鎮祭とは家の建築工事が着工する前に行われる儀式で土地を守る神様にその土地を使用する許しを請け、工事が安全に執り行われることを願うのが目的で昔から行われてきた慣習です。
家を建てる土地の四隅に青竹を立ててそれらをしめ縄で囲んで祭壇を設置し、施主や工事関係者が参列して行います。地鎮祭の主催は建築会社ですが、地鎮祭を行わない施主もいます。神主を招いて行うのが一般的ですが、施主が塩を撒くだけで済ませるといったように簡易的なスタイルで行うケースもあります。
日取りの設定は「十二直」と呼ばれる暦注を基にした建築吉日の中から選ばれるのが一般的です。
○地鎮祭の流れ
地鎮祭は神式で行うことが多いですが、仏教式・キリスト教式で行うことが多いです。一般的な神式の地鎮祭は以下の通りです。
開会の儀→お祓（はら）い→祭壇に神饌（しんせん）を供える→祝詞（のりと）をあげる→現場を祓い清める→地鎮の儀→玉串を祭壇にささげる→神饌を下げ、神様にお帰りいただく→閉式の辞→直会（なおらい）の儀→神饌品のおさがりをいただく
○お供え物
一般的にはお米や清酒・塩・海産物・野菜・果物などが挙げられます。清酒は奉献酒と呼ばれるもので一升瓶２本を包装紙で包み、のし紙の上部に「奉献」または「奉献酒」と表書きをします。海産物や野菜・果物などはそれぞれ３種類ずつ用意し、他には神社特有のお供え物が必要になることがあるので確認しておくといいかもしれません。お供え物も神主やハウスメーカーの方が用意してくださるケースがあるので聞これも聞いておくといいかもしれません！
○地鎮祭を行うときにかかる費用の目安
神主への謝礼金は相場約2万円～3万円。自身でお供え物を準備する場合は別途その費用。また祭壇などの設置費用として約5万円程度見込んでおく必要があります。
〇地鎮祭の時間・服装
地鎮祭は大体30分～1時間程度で終わりますが準備や片付けを含めると大体2時間～3時間かかることが多いです。服装はスーツであれば基本的には大丈夫です！清潔感があり、フォーマルな服装にするのがマナーと言われています！
〇追記
地鎮祭後にはあいさつ回りをすることをオススメします！その後のご近所付き合いに関わってくるかも知れません。手土産や挨拶の範囲など、話あって行うのがいいかもしれません！
地鎮祭は工事着工の節目に行う儀式です。安全にマイホームが建つように工事の安全を祈願することでいいスタートが切れると思います。
マイホームの建築は一生のうちに何度もあることではありません。手間はかかるかもしれませんが、地鎮祭を行うことで気持ちのいいスタートを切りましょう！！
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